2019.09.24
特養(山吹)の個浴~リフトキャリーを導入しました~
お風呂は開放的になれる特別な空間ですし、また住み慣れた家のお風呂に近い環境で入浴を楽しんでいただきたいと思っています。
特別養護老人ホームでは今まで、家のお風呂のような空間の中に一人用の檜の浴槽(個浴)と広くて大きな「機械浴」といわれる2種類の浴室がありました。檜のお風呂に入るにはある程度の足の力と湯船に一人で座る事が必要ですが、その能力がどちらかでも欠けると機械浴をご利用いただいています。機械浴は、苦労することなく安心して入浴を楽しんでいただけるというメリットがありますが、家のお風呂のような環境という訳にはいきませんでした。
それでこの夏、家のお風呂のような環境に楽々・安心・安全を兼ね備えた機械浴を設置し、3種類目のお風呂が完成しました。
入浴ケアの選択肢が増えたおかげで入居者様に喜んでいただくことができています。広くて大きな機械浴は2人の職員が介助に入らせていただきますが、このお風呂はご入居者と職員のマンツーマンで、ゆとりを持ってケアすることができます。
「お風呂気持ちいいな」「もうちょっと入っていい?」など会話も自然に増え、スタッフとの貴重なコミュニケーションの場にもなっています。